アドイノベーション株式会社

アドイノベーション株式会社

taptica

2019年モバイル業界の6つのトレンドを予想

2019.01.16

翻訳元:https://blog.taptica.com/2019-predictions/

2018年モバイル業界は大きく進歩しました。動画の利用はさらに高まり、動画共有サイトやアプリも年々増え続けています。日々変化するモバイル上のトレンド、また新しいプラットフォームが出現することによりモバイル業界は前進しています。

今回は、グローバル視点で2019年に業界に影響を与えるモバイルトレンドを予想します。

1.モバイル広告のシェアはさらに拡大

2019年には、モバイルでの広告費は930億ドル(約10兆606億円)以上に達すると予想されています。この金額は、テレビ広告費691.7億ドル(約7兆4826億円)と比較して238.3億ドル(約2兆5778億円)を上回る予想金額になります。モバイル広告の競争は激化し、大きな転換期を迎える年となるでしょう。*$1=108.18円計算

2.折り畳み画面のスマホ“フォルダブル”への期待

中国企業のRoyoleが折り畳み画面のフォルダブルを昨年末に発表しました。画面はプラスチックでヒンジ部分(折りたたむ部分)はシリコンで出来ており、傷への耐久性はガラス製の画面よりも強く、ディスプレイは20万回の折り畳み回数に耐えられるスペックです。この折り畳み回数は、スマホの寿命には十分なカバーできる回数です。

ディスプレイが畳めるという今までの概念を覆すデザイン性に話題を集めていますが、端末の大きさや重さ、そしてアプリのスピードを落とさない技術面の課題はまだあるようです。多くの海外企業はフォルダブルがこの一年で新技術によりどれだけ改善され、現実的になるのかとても注目しています。

3.インフルエンサーマーケティングの影響が大きくなる

2018年の時点で30%のインターネットユーザーが広告ブロッカーを使用しており、広告ブロッカーの利用は今年さらに増えていくことが予想さています。この為、個別化されているインフルエンサーマーケティングが改めて注目されてきています。

もちろん、インフルエンサーマーケティングだけが広告ブロッカーへの対抗策ではありませんが、効果的であることは確かです。Nielsen(ニールセン)の調査によると、ブランドマーケティングで一番信頼性が高く効果が見込めるのはターゲットユーザーの周りの人(オーディエンス)にブランドが認知されていることです。

今年は、ユーザーへの認知拡大にインフルエンサーからの情報発信や口コミが信頼できる情報源として必要不可欠になる為、インフルエンサーマーケティングが重要になってきます。

4.ライブ動画が急増する

モバイル上での動画は継続的に増加していきます。そして、動画閲覧の50%以上のユーザーがモバイル端末を使用し、大量の動画コンテンツが日々消費されています。2021年までには約13%の動画はライブ動画が占めると予想されています。

ライブ動画の最大のメリットは、リアルタイムで消費者とエンゲージメントできるところにあります。しかし、ライブ動画はリサーチが不十分であったり、シナリオの描き方を間違えるとブランド価値を落とす大きな危険性があります。どちらにしても、ライブ動画はまだ新しい媒体で今年はどのように成長していくかが注目されています。ライブ動画はテレビとは異なり、データが取れる強みもありユーザー拡大は予想以上に高い加速度で広まっていくかもしれません。

5.広告はよりパーソナライズドされる

不正広告が増え続る状況の中、ユーザーはモバイル広告に不信感を抱いています。この為、パーソナライズド広告は広告主とユーザーの関係を築く上で不可欠な存在になってきました。2019年は、パーソナライズド広告からエンゲージメントさせることがさらに重要視されるでしょう。位置情報、興味関心、課金履歴等の要素に基づいてパーソナライズドできるデータの準備が必要です。ただし、パーソナライズドされすぎた広告は逆効果です。どれだけパーソナライズドするかの加減が鍵になります。

6.SNSからのオンラインショッピングが急増する

今年は、SNS上でオンラインショッピングの転換期になると予想されています。すでにインスタグラムユーザーの7割がモバイル経由で買い物をしているという調査結果もあります。

各社SNSは、プラットフォーム上での買い物をシームレスにするために、昨年から最先端の機能を継続的にリリースしています。米国の大手広告主は、SNSの新機能を自社のブランドにどのように組み込むかをすでに施策しています。

まとめ

昨年の時点で、米国一世帯にあるモバイル端末の平均は13台という調査結果があります。今年は、従来のパソコンやスマホだけでなく、両者を一体化させたようなフォルダブルスマホが新技術によりどれだけ現実的になるのかがハードウェアとして注目されます。

モバイル広告の予算の比重は大きくなり、広告費の最適予算配分が成功への鍵となります。また、SNSへの広告予算は、昨年に比べさらに増えていくことでしょう。SNS上でのオンラインショッピングは、利用者が増え続け、各社SNSはユーザーに快適に買い物してもらえるシームレスな環境を提供していくことになるでしょう。

昨年も注目されていた動画コンテンツはさらに一般的になり、ライブ動画のシェアが広がっていきます。リアルタイムでオーディエンスへリーチし、エンゲージメント率を高め、クオリティーを高くして行くことが重要です。

今年のモバイル業界はさらに加速し、新しいトレンドとともにユーザーを今よりも楽しませてくれるでしょう。