AdMob メディエーションのBiddingとは?

アプリの収益化を考えるとき、多くの開発者が AdMob を利用して広告を表示します。しかし、「もっと収益を最大化したい!」と思ったことはありませんか?
そんなときに役立つのが AdMob メディエーション の「広告ソースの入札(Bidding)」です。
この記事では、広告入札の仕組みや設定方法を 初心者にもわかりやすく 解説していきます。
1.AdMob メディエーションとは?
メディエーションとは、複数の広告ネットワークを統合し、最も収益性の高い広告を自動的に選んで表示する仕組みです。
例えば、
- Google AdMob
- Facebook Audience Network
- Unity Ads
- AppLovin
など、いくつもの広告ネットワークを組み合わせて、最も高い単価の広告をアプリに配信できます。
2.広告ソースの入札(Bidding)とは?
従来のメディエーションでは 「eCPM(推定インプレッション単価)」の手動設定によって広告を選んでいました。しかし、これには以下のような問題があります。
- 手動で eCPM を調整するのが面倒
- 最新の広告単価にリアルタイムで対応できない
- 収益を最大化しづらい
そこで登場したのが 「広告ソースの入札(Bidding)」 です!
広告ソースの入札とは?
各広告ネットワークがリアルタイムで入札し、最も高い金額を提示した広告を自動的に配信する仕組み です。
3.入札と従来のウォーターフォールの違い
従来の ウォーターフォール方式 は、あらかじめ決めた順番で広告を呼び出すため、場合によってはもっと高単価の広告を逃してしまうことがありました。
一方で、入札方式(Bidding) はリアルタイムで最も高い単価を提示した広告を優先して表示できるため、収益の最大化が期待できます!
AdMob で Bidding を利用する方法
ステップ 1:AdMob でメディエーショングループを作成
- AdMob にログイン し、[メディエーション] タブへ移動
- 「メディエーショングループを作成」ボタンをクリック
- 対象の広告フォーマット(バナー、インタースティシャル、リワードなど)とアプリを選択
ステップ 2:広告ソースの追加(Bidding 可能なネットワークを選択)
- 「広告ソースの追加」で Bidding に対応した広告ネットワークを選択
- 例)Meta Audience Network、AppLovin など
補足:Bidding に対応していないネットワークは従来のウォーターフォール方式で設定可能です。
ステップ 3:各ネットワークの設定(アカウント連携)
- 各広告ネットワークのアカウントを AdMob に接続
- SDK の導入(各ネットワークの SDK をアプリに組み込む)
ステップ 4:メディエーショングループを保存して公開
- すべての設定が完了したら メディエーショングループを保存
- すぐに適用され、最適な広告が配信されるようになります
Bidding のメリットまとめ
- リアルタイムで最も高い広告が配信される
- 手動の eCPM 調整が不要
- 収益の最大化が期待できる
まとめ
AdMob メディエーションの広告ソース入札(Bidding)は、アプリの広告収益を最大化するための強力な仕組みです!
もし AdMob を使っていて、より高単価の広告を配信したい なら、ぜひ Bidding を試してみてください。
アプリプロモーションを成功させたい、メディアの広告収益を最大化させたい、などご興味あればお気軽にお問い合わせください。またアドイノベーションとの連携や協業などにご興味ある方も大歓迎です。引き続きよろしくお願いします!
