App広告の基本:インプレッションからDLまでの流れ

前回の【序章】では、アプリマーケティングの全体像と戦略設計の重要性について学びました。
ここからは10回にわたり、【第1章】ユーザー獲得(UA)基礎講座として、広告運用の基本から実践テクニックまでを丁寧に掘り下げていきます。
第1回となる今回は、App広告の基本構造をおさらい。
ユーザーがアプリと出会い、どのようなプロセスを経てダウンロードに至るのか?
本記事では、インプレッションからクリック、DLに至るまでの流れを、広告初心者の方にもわかりやすく解説します。
App広告って、結局なにが起きてるの?
アプリ広告の仕組みを理解するには、「ユーザーの行動フロー」に着目するのが効果的です。
App広告における代表的なユーザーの遷移は以下の通りです。
①広告の表示(インプレッション) → ②広告のクリック → ③ストア訪問 → ④アプリDL
この一連の流れのどこかで離脱が起きると、当然DL数は伸びません。
つまり、DLを最大化するには全ステップの改善が求められるのです。
課題:DL数が伸びないのはどこが原因?
広告費をかけているのにDL数が想定より伸びないとき、よくある原因は3つです。
①広告が見られていない(表示回数=インプレッション不足)
②広告は表示されているが、クリック率が低い(CTRの問題)
③クリックはされるが、ストアページで離脱してしまう
広告媒体別でどこがボトルネックになりやすいかも異なります。たとえばTikTok広告はCTRが高くてもDL転換が低いケースも多く、逆にApple Search Adsはストア訪問からのDL率が高めです。
原因:なんとなく出稿していては「分からない」
「なんとなくこのクリエイティブが良さそう」
「とりあえず予算は均等に」
こういった直感頼みの運用では、改善の打ち手が見えてきません。
各ステップの数値を分解して把握していないと、広告効果の正確な評価もできないのです。
例えば、インプレッション→クリックが悪いなら「バナーや動画」、
クリック→DLが悪いなら「ストアページやASO」が問題という判断が可能です。
具体策:4つのKPIで流れを可視化しよう
App広告を最適化するために、まずは次のKPIをチェックしましょう。

「広告→ストア→DL」の3ステップそれぞれに最適化の打ち手があることを理解することが第一歩です。
また、クリック率(CTR)とDL転換率(CVR)をかけ算することで「表示1,000回あたり何DLされるか」がわかります。これは広告の費用対効果を測る上でも重要な考え方です。
DLを増やすには“どこで離脱しているか”を見極めよう
アプリ広告は「表示→クリック→ストア→DL」の連続プロセスでできています。効果が出ないときは“どこで離脱が起きているか”を見極めることが、改善の出発点です。各ステップのKPIを正しく測定・分解することで、着実にDL数を伸ばせるようになります。
まとめ
App広告は4ステップ(表示→クリック→ストア→DL)の流れで構成される
各ステップに対応するKPIを設け、ボトルネックを可視化することが重要
最初の一歩は「感覚」ではなく「構造理解」から始めよう
