ASAでCVRを上げるキーワード戦略

前回の記事では、Apple Search Ads(ASA)の基本構造や出稿設計の考え方を解説しました。
「とりあえず始めてみたけど、思ったよりCVRが出ない…」そんな声も多く聞かれます。
本記事では、その次のステップとしてCVR(コンバージョン率)を高めるための“キーワード戦略”にフォーカス。
アプリマーケティング支援に豊富な実績を持つアドイノベーションが、AI活用による改善アプローチも交えながら、明日から使える実践的なヒントをお届けします。
アプリDLが伸びない原因は「キーワードの質」かも
ASAでユーザー獲得に取り組んでいても、「クリック数はあるのにインストールが伸びない」というケースは意外と多いです。
このとき、見落とされがちなのが**キーワードの“質”と“意図のズレ”**です。
単に関連語を入れるだけでは、検索ユーザーのニーズに刺さらない。つまり、「見込みの薄いユーザーばかりを集めてしまっている」可能性があるのです。
要点:CVR改善には、単なる露出拡大ではなく“検索意図”との整合が鍵になります。
見直すべきは「広すぎる」or「狭すぎる」設定
CVRが低いキーワードの多くは、以下のような状態にあります。
広すぎるワード(例:「ゲーム」「マッチング」) → 競合も多く、ユーザーの目的がバラバラ
狭すぎるワード(例:「◯◯銀行アプリ住宅ローン」) → 検索母数が少なく、インプレッションが伸びない
さらに問題なのは、ASOとの整合性が取れていない場合。広告で訴求している内容と、ストアページのキーワードやビジュアルに一貫性がないと、ユーザーは迷い、離脱してしまいます。
要点:ASAとASOの“キーワード設計の連動”がCVRを大きく左右します。
AIで見つける“高CVRキーワード”のヒント
ここでアドイノベーションが活用しているのが、AIによる検索意図クラスタリングとCVR予測です。
過去の広告配信データを学習したAIが、
コンバージョンにつながりやすいキーワードの特徴
ASOとASAの一致率
他アプリの出稿傾向
をもとに、**狙うべきロングテールワードや意外な“勝ちワード”**を提案してくれます。
たとえば「株式投資 初心者」よりも「つみたてNISA アプリ」のほうがCVRが高かった、というような“ずらし”がわかるのです。
要点:AIを活用すれば、属人的な仮説から脱却し、データで勝ち筋を見極められます。
成果につなげる実践ステップ
では、実際にCVRを改善するための具体的なステップを整理してみましょう。
CVRが低いキーワードを精査:ROASではなくCVRで一度見直し
ASOと連動した検索意図設計:ストア画面の一貫性をチェック
AIによる候補出しと仮説検証:属人的な設定を脱却
Creativeの一貫性も見直す:広告とストアのビジュアル整合性も重要
これらの施策を1〜2週間単位で回し、PDCAを素早く回すことが成果に直結します。
要点:地道な調整とAIの活用を掛け合わせることで、CVRは着実に改善できます。
まとめ
CVRが低いと感じたら、キーワード設計を見直すサイン
ASAとASOはキーワード設計の整合性が重要
AIを活用することで、効果的なキーワード発掘と仮説検証が可能
CVRの改善は、思いつきではなく設計と検証の積み重ね。そこにAIの力をうまく掛け合わせていきましょう。
