CPI広告とASOの併用効果

アプリのインストール数を伸ばすために、CPI広告とASOを別々に運用していませんか?
「広告で集めても、ストアページで離脱される…」そんな悩みは多くのマーケ担当者が直面する“あるある”です。
前回の記事ではCPI指標を解説しましたが、今回はCPI広告とASOを掛け合わせたときにどんな効果があるのかを検証していきます。
なぜ今「広告×ASO」なのか
アプリマーケティングの現場では、広告単体かASO単体の施策に偏りがちです。しかしユーザーは広告をクリックしたあと、必ずストアページを経由します。ここでCVR(コンバージョン率)が低ければ、広告費をかけてもDL数は伸びません。
つまり 「広告→ストア→DL」という導線を一気通貫で最適化することが鍵 なのです。
広告費の最適化ができない理由
CPI広告で大量の流入を獲得しても、ストアページの訴求が弱ければCVRが低下。
ASO改善に注力しても、そもそも流入が少なければ効果が見えにくい。
両者を別々に見ているため、改善のPDCAが部分最適になりがち。
特に広告代理店とASO支援会社を分けて発注しているケースでは、連携不足が成果を阻害していることも少なくありません。
データが分断されている
アプリマーケティングにおける最大のボトルネックは データの分断 です。
広告運用チームは「クリック率」「CPI」中心のKPI。
ASOチームは「キーワード順位」「ストアCVR」中心のKPI。
それぞれ別の指標を追っているため、改善の優先順位を統合できません。
最近はAIを活用して広告配信とストア最適化の相関を分析する事例も出てきていますが、日本ではまだ実践例が少ないのが現状です。
CPI広告×ASOの統合運用
ここからは、アドイノベーションでの事例や実践Tipsを紹介します。
1. CPI広告の流入データをASO改善に活用
どの広告クリエイティブから流入したユーザーがCVR高いかをストア上のクリエイティブ改善に反映。
逆にASOで勝っているキーワードを広告配信ターゲティングに活かす。
2. 一元的にKPIを管理
「CPI × CVR = 実質獲得単価(eCPI)」を共通指標に設定。
広告とASOの両チームが同じ数字を追うことで、施策が連動。
3. AI活用によるクリエイティブ最適化
広告とASOのデータを横断的に分析し、最適なクリエイティブやターゲティングを提案する仕組みを導入。
併用の効果
実際にCPI広告とASOを統合運用したアプリでは、DL効率が平均1.4〜1.7倍改善 したというデータがあります。
広告費を増やさずにDL数を伸ばせるため、ROAS改善にも直結。
まとめ
CPI広告とASOは別々に見るのではなく、一気通貫で最適化することが重要。
データ分断が非効率の原因。共通KPI「eCPI」を設定するのが効果的。
AIを活用した統合分析で、DL効率は1.5倍近く改善できる。
ポジティブな気づきとして、「広告費を増やさずに成果を伸ばせる」余地はまだまだ大きい と言えます。
